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九州建設アスベスト訴訟 福岡高裁判決 国に11連勝、一人親方を救済、建材メーカー責任も認める

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11月11日、福岡高等裁判所第5民事部(山之内紀行裁判長)は、九州建設アスベスト訴訟(一陣)(原告数54名、被害者28名)で、国及び建材メーカーの責任を認め、国に対して総額2億2082万3304円、建材メーカー4社に対して総額1億2636万1558円の支払いを命じる被害者ら勝訴の判決を言い渡した。
本判決は、国には11連勝。一人親方も救済する。建材メーカーであるA&Aマテリアル、ケイミュー、ニチアス、ノザワの共同不法行為責任を認めるものとなった。
国の責任は確定的となり、一人親方が国の賠償責任の対象であることも、建材メーカーの責任についても司法判断は固まったといえる。