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11連敗の国はただちに司法判断に従え!アスベスト製造企業は責任を認め話し合いに応じろ!

お知らせ

建設アスベスト九州1陣福岡高裁判決報告集会と省庁懇談会を開催

完全救済を求め決意を述べる、勝利判決を勝ち取った九州訴訟原告団と支援の仲間

11月21日(木)国会議員会館内にて「福岡高裁判決院内報告集会」と省庁懇談会が開催された。

集会と懇談会には、全国から建設アスベスト訴訟原告団と支援の仲間320人が集い、福岡高裁判決の到達点を確認し、原告の「命あるうちに救済を」の訴えを受け止め、さらに運動をすすめる決意を固めた。
また、集会には与野党から多くの議員が激励に駆け付けあいさつを述べられた。

午後からは厚生労働省、国土交通省、環境省の担当者をまねき「建設アスベスト被害の根絶とばくろ防止を考える懇談会」を開催した。
原告と支援の仲間から、①アスベスト被害者が建設従事者に集中している現状をどのように考え、各省庁の対応ただした。②建設従事者のアスベスト認定者は7000人を超えるきわめて深刻な事態であり、早期の全面解決が求められる。解決にあたっては、アスベスト製造企業からの拠出金による「基金方式」解決が求められているが、各省庁の見解をただした。

各省庁は、現状法制度で十分とする対応に終始し、「これでは国民の命は守れない」「国の危機感のなさに憤る」と、会場から怒りの声が上がった。