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建設アスベスト被害の全面解決を求め 10・8日比谷野音 1000人集会

お知らせ
激励連帯の挨拶をされる吉田 全建総連委員長

2020年10月8日、日比谷野外音楽堂にて建設アスベスト訴訟全国連絡会、首都圏建設アスベスト統一本部主催で「建設アスベスト被害の全面解決を求める」集会が開かれた。

集会は年内にも最高裁判決が想定される中、「最高裁判決から保証基金創設へ!」を求める、全国の原告・全国の弁護団・全建総連をはじめ全国の支援の仲間800人が参加した。

寒い雨の中、病を押して参加した原告は「アスベストによる進行性の肺がんを患っています。被害者がなぜ長い裁判を戦わなければならないのでしょうか。被害者が裁判を起こさないでも保証される、補償基金制度の何としても創設したい。」と補償基金制度による全面解決を強く訴えた。

メッセージタオルを掲げる参加者

集会には、与野党の国会議員が参加、挨拶した国会議員の方々は、菅原一秀 衆議院議員(自由民主党)、江田康幸 衆議院議員(公明党)、近藤昭一 衆議院議員(立憲民主党)、玉木雄一郎 衆議院議員(国民民主党)、小池晃 参議院議員(日本共産党)、福島みずほ 参議院議員 (社民党)。メッセージは山本太郎氏(れいわ新撰組代表)。

全国の建設アスベスト訴訟団からは、北海道訴訟、京都訴訟、大阪訴訟、九州訴訟の原告団・弁護団・支援の仲間も参加し、最高裁判決で勝利判決を勝ち取り補償基金制度の創設を改めて確認した。集会後、参加者は新橋駅並びに新宿駅での大街頭宣伝を行った。