首都圏建設アスベスト東京1陣訴訟「メーカー責任を求め」最高裁弁論
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2月25日、最高裁判所において首都圏建設アスベスト東京1陣訴訟の法廷が開かれ弁論が行われた。
昨年12月14日の上告受理・不受理決定により国の敗訴が確定し、メーカー12社の責任が見直されることとなった。当日の弁論では、最高裁裁判官に対して石綿被害の実相と共同不法行為に基づくメーカーの連帯責任を原告・弁護団が強く訴えた。
最高裁判所弁論に先立って、13時20分より最高裁判所正門にて、最高裁前集会と入廷行進が行われた。東京1陣訴訟の共同原告代表である宮島さんは、病の身体を推して参加し「最高裁は、アスベスト被害者が裁判によらないで救済される補償基金創設作りに役立つ判決を」と呼吸が苦しい中でも力強く訴えた。