首都圏建設アスベスト訴訟 東京3陣原告団を結成
お知らせ
2月8日、けんせつプラザ東京にて東京3陣原告団結成総会が開かれました。
2陣訴訟の後もアスベスト被害は広がっており、来月には、数百人規模の全国一斉提訴が準備されています。それに先立つ東京・千葉の仲間の原告団結成です。
被害者を救えるとしたらなんでもしようと思う(原告の決意)
本人原告のAさんは、『苦しんでいる仲間を救いたい。私が行動を起こすことが被害者を救えるとしたらなんでもしようと思う。』また、遺族として参加するBさんは、『亡き父が認定されたら3陣原告に入る!』と生前言っていました。多くの苦しんでいる同じ状況の人たちのためにも、亡き父の志を家族として受け継ごうと思い原告になりました。』
二度と同じアスベスト被害を出させないために(原告の思い)
原告に国や製造企業に対する思いをききました。ある原告は『二度と自分たちと同じアスベスト被害を出させないために、国のアスベスト政策の転換と被害防止の徹底を求めたい』また、『すでに苦しんでいる人、これから発症するかもしれない人を含め、同じ状況で苦しむ人が補償きちんとして頂きたい。』と述べています。
2陣訴訟の判決言い渡しが4月17日に予定されている。また、1陣の最高裁判決が近い中で、被害者全面救済「補償基金」の制度創設が急務となっている。