第3陣 建設アスベスト訴訟 全国で原告203人が提訴「東京原告団89人に」
お知らせ
3月24日、東京地裁前では首都圏建設アスベスト訴訟統一本部が集会を開催。東京第3陣原告(東京土建16人)、第1陣・2陣原告、弁護団、支援組合(東京土建、千葉土建、首都圏建設ユニオン、東建従、東京建設)から85人が参加。
松丸統一本部長が3陣原告の皆さんの強い意志が国、メーカー、世論にも訴える重要な意味をもつ、裁判に依らない補償基金創設をめざすと勝利への決意を込めてあいさつしました。
弁護団の佃事務局長は、今年は首都圏では東京2陣訴訟が東京地裁で、神奈川2陣訴訟が東京高裁でそれぞれ判決を迎え、最高裁に係っている神奈川、京都、大阪、東京、九州の1陣訴訟が秋から冬に判決が出ると推測される重要な年になる。最初に提訴してから12年を迎え、全面解決していく年に第3陣提訴をしていくと提訴の意義を強調。4地裁への一斉提訴と京都、福岡の追加提訴も行なわれ、200人弱の新たな原告が加わり、全国で1000人を超す原告になった。1陣、2陣、3陣と支援組合とともに一層団結してたたかっていくと述べました。
3陣原告の訴えで吉田共同代表、木内共同代表、勝田共同代表が紹介され、代表して吉田さんがあいさつしました。
集会終了後、第3陣原告団は1陣、2陣原告や支援組合に見守られる中、入廷行進を行ない、東京地裁へ訴状を提出しました。